ウクレレの速弾き 効果的な練習の仕方![]()
ウクレレでの曲の早弾き、憧れますよね。
同じ人間なのかと思うほどのスピードで指を運んでいく様は、見ていて爽快です。 そんなスピード感ある演奏を見て、自分もやってみたいな・・・と思う方は少なくないでしょう。 けれどそんなに速く指を動かすのは難しい。 自分にはできない、何て最初からあきらめていませんか? できないのは練習の仕方が悪いのだと考えた方が良いでしょう。 今回は、ウクレレの速弾きの効果的な練習方法についてお話しします。 最初から速く弾ける人はいない
他の記事にも書いていますが、私は昔ピアノを習っていました。
正確には何年だったか忘れましたが、かなり長い間習っていたと思います。 ピアノも、テンポが速く指運びの忙しい曲は沢山存在します。 多分全く弾けない人から見たら、見えない位のスピードで指を動かして弾くさまは、神がかってさえ見えるのではないでしょうか。 そんなピアノの速弾きの練習方法が、ウクレレの練習にものすごく役立っています。
どれだけその楽器を長くやっているかで、1つの曲を弾けるようになるまでの時間は大きく変わってきますが、
テンポの速い曲を最初から速く弾ける人はいません。
もちろん程度に差はあるものの、基本練習をしっかりとしていなければうまくできない指運びもあります。 ウクレレの早弾きができるようになりたい、でも私にはできないと考える方は少なくないのではと思いますが、 それなりの練習をしていないのですから当たり前です。 練習が足りないからできないのであって、 手順を踏んで練習すれば、誰でもある程度までは速く弾けるようになると思います。 えっ・・・と思うくらいスローなテンポで練習する
私の練習方法ですが、どんなにテンポの速い曲であっても、ものすごくスローなテンポから練習をはじめます。
ここまでやらなくても良いだろう、と思うくらいのテンポです。
その際、メトロノームなどリズムを刻めるものを必ず併用してください。 自分の感覚だけだと、必ず曲のスピードが速くなったり遅くなったりしますので。
こんなスローなテンポなら、誰でも弾けるだろうと思うような速度でも、
弾き慣れていない曲だとミスしたり、難しい箇所でテンポについていけなくなったりすることがあります。
ミスしているうちはテンポをあげてはいけません。 スローなテンポで、全くミスをしない状態を目指してください。 1回や2回の成功では偶然だともいえるので、例えば最低でも5回連続でミスをしなければ、完璧に弾けるといっても過言ではないでしょう。 ミスしなくなったらテンポを上げる
スローなテンポで完璧にその曲を弾けるようになったら、ほんの少しだけメトロノームのテンポを上げます。
一気にあげてはいけません。あくまでもほんの少しです。
スピードを少しあげたら、また先ほどと同じような手順で練習します。 ミスがない状態を目指し、ミスしなくなったらまた少しテンポを上げます。 まだまだスローテンポなうちは、時間をかけることなくスムーズに弾けるようになるでしょう。 しかしテンポが上がってくると、ミスも多くなりやすいですし上達も遅くなってきます。 あまりにもミスが多いときは、また少しテンポを下げて練習し直してください。 面倒な感じがしますが、何度もやっているとしまいには暗譜してしまうでしょうから、 練習もやりやすくなってくると思います。 そうやって行きつ戻りつを繰り返しながら練習しているうちに、そこそこ速いテンポでも指運びがスムーズに、 またミスが少なくなっていることに気づくはずです。
私がテンポの速い曲をピアノで練習する場合、以前に弾けていた曲であっても、
メトロノームを使ってかなりスローなテンポから練習し始めます。
そうすることで、テンポを速くした時にも指運びがスムーズについていくようになるのです。 ピアノとウクレレとではまた違うと思いますが、速いスピードで指を動かそうと思うと、無駄のない動きをしなくてはなりません。 何度もテンポを変えて練習をするのは、その曲に慣れる(暗譜する)為でもありますが、 主には指を動かす練習をしていると考えてください。 少しずつ速い動きに指を慣れさせることで、テンポを速くしても、指の運びが複雑な場所であっても滑らかに動くようになります。 というより、頭よりも指が勝手に動くようになるといったほうが正しいでしょうか。 スローテンポから始めると、本来のスピードに行きつくまでには結構時間がかかるのですが、 この方法で時間をかけて練習をすれば、よほど高い技術が必要な難しい曲でなければ確実に弾けるようになります。 練習の目標がはっきりとしているので、途中で挫折もし難いです 是非お試しください。
なお、今回曲の速弾きの練習方法というテーマだったので、
速弾きに焦点をあててお話ししましたが、どの曲を練習する時にも使える練習方法です。
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